Claude Code入門
何が違う?
先に、この道具の立ち位置だけつかむ。
Claude Codeは、作業を手伝う道具です。文章を作るだけの相手ではありません。今開いている案件の中身を見ながら、直す場所を探したり、変更案を出したり、実際の作業を進めたりできます。
ただし、便利だからといって、最初から全部を任せる道具ではありません。新しく入った人に仕事を頼むときも、いきなり「全部よろしく」とは言いません。まずは資料を読んでもらい、小さい仕事から頼みます。Claude Codeも、その感覚で使うのが安全です。
使う場所が違う
Claude Code
今の作業場所のまま使える
- ターミナルは、文字で操作する画面です。Claude Codeはそこで動きます。
- 編集する道具を乗り換えずに進めやすいので、今の仕事の流れを大きく変えずに始められます。
ここが、最初につまずきやすい点です。ふだんは画面をクリックして仕事をしている人にとって、文字だけの画面は少しこわく見えます。でも、最初に覚えることは多くありません。大事なのは、案件の中で開くことと、表示された確認を読んで進めることです。
使う場所が違うと聞くと、特別な知識が要るように感じます。ですが、最初は「この案件の中で、作業の相談を始める場所」くらいの理解で十分です。
頼み方の基本
大事な前提
Claude Codeに頼むときは、丸投げよりも、小さく区切って頼むほうがうまくいきます。理由は単純で、途中で確認しやすいからです。自分で戻せる状態を保ちながら進めると、失敗が大きくなりにくくなります。
- 全部まかせるより、小さく頼む。たとえば「この案件の概要を教えて」「この画面の直し方を考えて」から始めます。
- 一気に直すより、動きを見ながら進める。どこが変わったかを見て、次に進みます。
- あとで困るより、自分で戻せるやり方を選ぶ。別ブランチや確認画面を使うのは、そのためです。
よくある失敗は、「いい感じに直して」と広く頼みすぎることです。これだと、本人は助かった気になっても、何が変わったのか分からなくなります。分からないまま進むと、あとで直しにくくなります。
導入の順番
ここだけ押さえれば、まず始められる。
最初は、入れる順番を守るのが大事です。順番を飛ばすと、「使えない」「動かない」と感じやすくなります。とくに、登録と案内どおりの導入は先に済ませます。
設定が苦手でも大丈夫です。最初から細かい調整をしようとせず、画面に出る案内どおりに進めてください。分からない言葉が出ても、今は意味を全部覚えなくて構いません。
最初にやる3つ
準備
- 登録して有料プランを選ぶ。Claude CodeはProかMaxで使います。無料では使えません。まずここを満たしていないと、先に進めません。
- ホームページの案内で入れる。表示された手順どおりでよく、Windowsも直接進められます。自己流で別の入れ方を探すより安全です。
- ターミナルを開いて待つ。文字で操作する画面から始める、と覚えておきます。最初は触り慣れていなくても問題ありません。
つまずきやすいのは、「無料で試せるはず」と思って進めることです。ここは最初にはっきり確認してください。また、社内のパソコンで導入に制限がある場合もあります。そのときは無理に進めず、管理している人に相談します。
起動は案件の中で
開始
- 作業したいフォルダを開く。フォルダは、案件のファイルがまとまって入っている箱です。その案件の中でClaude Codeを始めます。
- ブラウザでサインインする。承認したら、元の画面に戻れば大丈夫です。戻り忘れて止まったように見えることがあります。
- 注意書きをその場で読む。出てきた答えや、作った内容は、自分でも確かめます。うのみにしないことが基本です。
- フォルダを信頼する。その案件のファイルを読めるようにするための確認です。今から触る案件だと分かっている場所だけで進めます。
ここで大事なのは、関係ない場所で始めないことです。机の上にたくさん書類がある状態で、「この仕事を進めて」と言うと、見当違いの資料を読むかもしれません。Claude Codeも同じです。見る場所を合わせてから始めます。
また、信頼の確認は、どのフォルダでも押してよいわけではありません。自分の案件だと分かっている場所だけで進めるのが安全です。
最初のひと言
迷ったらこれ
まず聞く
「この案件の概要を教えて」と頼みます。全体像が早くつかめます。どんな目的の案件か、どこが大事そうか、どのファイルが中心かを先につかめると、その後の作業が楽になります。
向く場面
初めて触る案件や、引き継いだ案件で特に役立ちます。人から受け取った仕事は、説明が足りないことがあります。そんなとき、いきなり直し始めるより、先に読み解いてもらうほうが安全です。
先に読む
いきなり直さず、先に中身を読ませる。それが近道です。たとえば、見た目だけ気になる場所があっても、その裏で別の部分とつながっていることがあります。背景を見ずに直すと、あとで別の問題が出やすくなります。
最初の質問は、上手に書こうとしなくて大丈夫です。短くても通じます。大切なのは、最初から作業を命じるのではなく、まず理解をそろえることです。
見ながら直す
作業しやすさと安全を、先に整える。
Claude Codeは、見えないまま進めるより、変化を見ながら使ったほうが安心です。どこが変わったのかを目で追えると、「思っていた直し」と「実際に起きた直し」の差に気づけます。
とくに最初のうちは、小さく直して、そのたびに確認する流れがおすすめです。下書きを誰かに直してもらうときも、赤入れを見ながら確認したほうが安心です。それと同じです。
VS Codeで使う
VS Codeは、編集する道具です。
- ターミナルを中で開くと、編集中の画面を見ながらClaude Codeを動かせます。行ったり来たりが減ります。
- 追加機能が入ることがあるので、変わった場所を追いやすくなり、確認が速くなります。
- 入らなければ探して入れることもできます。追加機能の一覧で「Claude Code」を検索します。
ここでの狙いは、かっこよく使うことではありません。変化を見失わないことです。別の画面に切り替え続けると、初心者ほど混乱しやすくなります。見ながら進められる環境を先に作ると、落ち着いて確認できます。
もし追加機能が出てこなくても、すぐに失敗だと思わなくて大丈夫です。まずはVS Codeの中で案件を見ながら使える状態になっていれば、最初の一歩としては十分です。
先に見える化する
確認の土台
直す前に、今の画面を出す
- 案件を動かし、ブラウザで見られる状態にします。
- 直したあとに、良くなったかをすぐ比べられるようにします。
これはとても大事です。変更前を見ていないと、直ったのか、別のところが崩れたのか判断できません。仕事でも、修正前の資料を残さずに直すと、何が良くなったのか説明しにくくなります。
見える化は、安心のためでもあります。何かおかしいと感じたときに、元の状態と比べられるからです。比べるものがあるだけで、確認の負担はかなり下がります。
本作業前の3手
別ブランチは、試し作業の枝です。元の案件とは分けて、安心して試すための場所だと思ってください。
- 入力しやすい設定を入れる。Shift + Enterで改行できるようにすると、会話がしやすくなります。長いお願いを分けて書きたいときに便利です。
- 別ブランチに移る。元の案件を汚しにくくし、失敗しても戻しやすくします。いきなり本番側で触らないのが安全です。
- 実行前の確認で許可する。やろうとしている操作を見てから進めます。読まずに押し続けないことが大切です。
初心者ほど、ここを飛ばさないでください。とくに別ブランチは、保険のようなものです。もし職場でその使い方が決まっていないなら、詳しい人に「試し作業用の枝で進めたい」と相談すると安全です。
また、確認画面が出たら、急いで進めないでください。何を触ろうとしているかを見るだけでも、危ない変更を避けやすくなります。分からないときは、その場で止まる勇気が大切です。
最初はここだけ
丸投げせず、見ながら小さく進める。
- まずはProかMaxを選んで入れます。
- 案件の中で始めて、信頼設定をします。
- 最初の質問は「概要を教えて」にします。
- VS Codeで変化を見ながら進めます。
- 別ブランチで安全に試します。
この5つだけでも、始め方としては十分です。逆に言うと、最初から難しい使い方を覚えなくても構いません。安全に始める流れを体で覚えることのほうが大切です。
最後に
AI図書館
フォローといいね、お願いします
- AIを仕事で使う話を、やさしく1本ずつ出しています。
- 次の回もここで会いましょう。
新しい道具は、最初の入り方で印象が決まります。むずかしそうに見えても、順番どおりに入れて、小さく安全に使えば、十分ついていけます。
まとめ
- まず登録し、Claude Codeを使えるプランか確認する。
- 作業したい案件のフォルダを開いてから始める。
- 最初は「この案件の概要を教えて」と聞く。
- VS Codeで画面を見ながら、小さく直して確認する。
- 別ブランチと確認画面を使い、戻せる形で進める。
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