Claude初期設定
最初の準備
Claudeは、文章づくりや整理を手伝う道具です。入れただけでも動きますが、そのままだと仕事の相手としては少し不親切です。新しく入った人に、何も伝えずに仕事を頼むと、毎回説明が必要になるのと同じです。
最初に少しだけ整えておくと、毎回の言い直しが減ります。ここでやるのは、難しい設定ではありません。どこから使うかを決めて、どんな仕事で使うかを伝えて、必要な補助を先にオンにするだけです。
入口を変える
STEP 1
Claudeはまずアプリ版
最初のおすすめは、ブラウザ、つまりインターネットを見る画面だけで使うのではなく、パソコンのアプリ版を入れることです。理由は単純で、ブラウザだけだと使えない機能があるからです。仕事で使うなら、最初から使える幅を広くしておいた方が迷いません。
- ブラウザだけだと使えない機能がある
- まずパソコン版を入れる
- スマホ版はあとから足せばよい
ここでよくあるつまずきは、スマホから先に始めてしまうことです。スマホは便利ですが、長い文章を直したり、資料を見ながら頼んだりするのはパソコンの方が楽です。仕事の最初の入口はパソコンにして、移動中の確認用としてスマホ版をあとから足す、と考えると失敗しにくくなります。
答え方は仕事で選ぶ
STEP 2
Claudeには、答え方の違う種類があります。どれが上かではなく、仕事に合うかで選びます。たとえば、普段の相談相手と、時間をかけて判断してほしい相手と、すぐ返事がほしい相手は別です。Claudeでも同じ考え方で選ぶと分かりやすいです。
- 1. Sonnetを普段使いに 文章づくり、整理、相談など日常の仕事向き
- 2. Opusは重い仕事に 考える量が多い依頼や、難しい判断で使う
- 3. Haikuは速さ優先に すぐ返したい確認や、軽い作業に向く
迷ったら、まずはSonnetから始めれば十分です。たとえば、メールの下書き、会議メモの整理、説明文の言い換え、依頼文のたたき台づくりはSonnetが合いやすいです。内容が重く、比較や判断が多いときだけOpusへ。短い確認や、ひとまず形だけ出したいときはHaikuへ。毎回変える必要はなく、普段はひとつ決めておく方が使い続けやすくなります。
設定に書くのは3つ
STEP 3
次に、Claudeに自分の仕事を伝えます。ここは長く書かなくて大丈夫です。大事なのは、細かい経歴ではなく、普段どんな立場で、何をし、何を大切にしているかです。引き継ぎ書の最初のページを書くつもりで考えるとやりやすくなります。
自分の役割
どんな立場で、何を担当するかを書きます。たとえば、営業の事務をしている、社内の問い合わせを受けている、会議の日程調整と資料準備をしている、のような書き方で十分です。肩書きだけではなく、実際に何を受け持っているかまで入れると、答えが仕事に寄りやすくなります。
よくやる仕事
毎日くり返す作業を大まかに書きます。メールの下書き、議事メモの整理、案内文の作成、資料の要点整理、手順書のたたき台づくり、のように並べれば十分です。ここで細かく書きすぎると、あとで直すのが面倒になります。毎日よくある仕事を先に入れておくことが大切です。
判断の基準
速さか正確さかなど、大事な点を書きます。たとえば、まず速く下書きを出してほしい、言い回しより誤りの少なさを優先したい、専門用語は少なめにしたい、社外向けは丁寧にしたい、などです。ここがないと、毎回こちらの好みを説明することになります。
やってはいけないのは、何でもかんでも細かく詰め込むことです。最初は短くてかまいません。使いながら、よく言い直している点だけを足していく方が実用的です。
仕事につなぐ
聞くだけで終わる使い方だと、便利さは感じても仕事はあまり前に進みません。大事なのは、相談の相手として使うだけでなく、実際の作業につなげることです。たとえば、説明文を考えてもらう、予定をもとに準備メモを作る、返事が必要なものを先に洗い出す、という流れに入ると役に立ちやすくなります。
そのために必要なのが、このあと出てくる補助設定と、外の道具との接続です。最初にここまで整えておくと、あとから「何ができるのか分からない」という止まり方をしにくくなります。
先にオンにする3つ
補助設定
便利さに直結しやすいものは、先にオンにしておくのがおすすめです。最初から全部触ろうとしなくて大丈夫ですが、この3つは仕事で使うと差が出やすいです。
- Web検索をオン 新しい話題でも、外の情報を見て答えやすくなる
- 通知をオン 考える時間が長い作業でも、終わったと気づける
- 記憶をオン 前の会話を次の会話で生かしやすくなる
Web検索は、最近の出来事や新しい制度のように、手元の知識だけでは足りない話で役立ちます。通知は、少し待つ作業で画面を見張らなくてよくなります。記憶は、前に伝えた仕事の前提を次でも生かしやすくするためのものです。ただし、会社の決まりがある場合は先に確認してください。共有のパソコンや、他の人も見る環境では特に注意が必要です。
ここが効く
コネクタ
GoogleとNotionをつなぐ
コネクタとは、外の道具をつなぐ設定のことです。難しく考えなくて大丈夫です。今使っている仕事道具に、Claudeが見に行けるようにする、と考えれば十分です。毎回、予定やメモを手で写さなくてよくなる場面が増えます。
- コネクタは、外の道具をつなぐ設定
- Google Workspaceの資料を見に行ける
- Notionの予定やメモも読ませられる
ここでいうGoogle Workspaceは、メール、予定表、資料などを仕事で使うための道具です。Notionは、メモや社内ページをまとめるための道具です。まずはこの2つをつなぐと、日々の仕事に結びつきやすくなります。つなぐときは、自分が見てよいものだけに絞る意識が大切です。何でも見せればよいわけではありません。
つないだ後の変化
できること
つないだあとに起こる変化は、単に答えが少し便利になる、という程度ではありません。今まで自分で探していた情報を、仕事の流れの中で拾いやすくなります。探す、並べる、下書きを作る、という面倒な最初の一歩が軽くなります。
予定を見る
今日の予定をカレンダーから拾えます。朝いちで予定を見て、必要な準備を洗い出したいときに便利です。たとえば、会議が続く日なら、必要な持ち物や確認事項の下書きを作らせるところまでつなげられます。
未返信を探す
返事が必要なメールを先に並べられます。メールが多い人ほど、読むだけで時間がかかります。未返信の見落としを減らしたいときに役立ちます。ただし、送る前の最終確認は必ず自分で行ってください。相手との関係や言い回しの強さは、人の目で見る方が安心です。
ページを作る
Notionに準備メモの下書きを作れます。会議前の確認ページ、引き継ぎのたたき台、週のやることメモなど、最初の空白を埋める作業に向いています。白紙から始めるより、下書きを直す方が進めやすい人には特に合います。
つないだ直後は、いきなり大きな仕事を任せるより、小さな作業から試すのが安全です。今日の予定をまとめる、未返信を探す、簡単なメモを作る。このくらいから始めると、何が得意かが見えやすくなります。
最初はこの順で
全部覚えなくて大丈夫です。最初から完璧にしようとすると、設定だけで疲れてしまいます。大事なのは順番です。入口を整えて、普段の使い方を決めて、自分の仕事を伝えてから、便利な補助を足します。
- 1. まずアプリ版を入れる
- 2. 仕事に合う答え方を選ぶ
- 3. 設定に自分の仕事を書く
- 4. 検索・通知・記憶をオン
- 5. GoogleとNotionをつなぐ
この順番にしておくと、途中で止まりにくくなります。逆に、先につなぐことから始めると、何に使えばよいか分からず手が止まりがちです。まずは使う土台を作り、そのあとで仕事道具と結びつける。これが最短です。
最後に
AI図書館
フォローといいね、お願いします
AIを仕事で使う話を、やさしく1本ずつ出しています。設定が苦手でも大丈夫です。最初の一歩だけ分かれば、あとは実際の仕事に合わせて少しずつ慣れていけます。
- AIを仕事で使う話を、やさしく1本ずつ出しています
- 次の回もここで会いましょう
まとめ
明日やることは多くありません。次の順で進めれば、仕事で使う前の準備として十分です。
- パソコンにClaudeのアプリ版を入れる
- 普段はSonnet、重い仕事はOpus、速さ優先はHaikuと決める
- 自分の役割、よくやる仕事、判断の基準を短く書く
- Web検索、通知、記憶を必要に応じてオンにする
- Google WorkspaceとNotionをつないで、小さな作業から試す
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